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2008年12月2日火曜日

デス・レース

(DEATH RACE)

深夜に放送していたCMが実にイカしていました。B級魂に火が付くぜ。

オレ達、オトコ DEATH !
欲しいものは?
クルマ DEATH !
オンナ DEATH !
自由 DEATH !

素晴らしすぎる。是非、DVD化されたら映像特典に収録してもらいたい。

近年公開のレース映画の中ではぶっちぎり。『スピードレーサー』よりこちらの方を推します。
やはりドリフト走行はCGよりも職人技のリアル映像の方がいい。迫力が違う。
難を云うなら主演のジェイソン・ステイサムがさっぱり愛妻家の家庭人には見えないという点か(笑)。
ジェイソン・ステイサムは上半期に観たガイ・リッチー監督の『リボルバー』にも出ていたが、もう忘れよう。これからはコレがキミの代表作だ!

爆走する『プリズン・ブレイク』。
あまり車種には詳しくないがマニアには堪らんらしい。でもバリバリに改造強化しているので原形を留めていないような気もするのだが。
素人目に観ても、ちゃんと車にもキャラクター設定があるのが感じられて楽しいです。

かつてデヴィッド・キャラダインが演じた役をステイサムが、シルヴェスタ・スタローンの役は黒人俳優のタイリース・ギブソンが演じてますが、もはや両者とも役名が同じなだけで、完全に別人(笑)。
でもスタローンは無理としても、デヴィッド・キャラダインにはちょっとだけカメオ出演して欲しかった……。

ポール・アンダーソンはこの映画のために『バイオハザード3』やら『エイリアンVS.プレデター2』の監督を他人に譲ったようだが、もう許す。
ありがとう、ポール。
そしてありがとう、ロジャー・コーマン先生。かつての低予算B級映画がここまで素晴らしいバカ映画になって帰ってくるとは、正直、予想外でした。

こんなリメイクなら大歓迎デス。
これからもガンガン過去のB級を発掘して貰いたい……が、『ローラーボール』のリメイクとかは……。あれはイマイチだったよなあ。

ところで映画のエンドクレジットに出る注意書きはギャグなのだろうか?

「この映画のレースシーンは安全性を考慮した上で、プロのスタントにより行われています。危険なので決して真似しないで下さい」──ってするかそんな!


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