第一話五〇分のみでしたが、素晴らしい。
たったの五〇分しかないとは思えない濃密な展開でした。他の劇場用映画と比べても演出と映像のクオリティは遜色なしデス。
最近は劇場用映画のくせに「前編」とか「第一部」とか云うヤツが多いので、だんだん物語が途中で終わってしまっても気にならなくなってきた(汗)。
物語は──まぁ、いかにも〈ガンダム〉な第一話らしい作りというか(笑)。
少年が少女と出会い、戦争が始まり、ワケの判らぬうちにモビルスーツに乗り込んじゃって、動き出したぜ、何だあのモビルスーツは新型か?で、つづく。
鉄板な展開(笑)。逆に、こうでなくてはいかん。
主人公達がボーイ・ミーツ・ガールしている間にも、オヤジなキャラ達が、裏で政治的な駆け引きとか、意味不明な単語を駆使してガンダムな世界観を振りまいてくれます。
色々と知らないことがあるんだけど、それは第二話以降でおいおい明らかになるのでしょう。名前を呼ばれただけで登場していないキャラもいますし。
「あの艦の艦長は誰だ。ブライト・ノアと云ったか。堅物め!」
やはり鈴置さんがお亡くなりになっているからかしら。左舷の弾幕は次回までお預けか……。
さりげない科学的な描写や、コロニー内部の風景も手抜かりなしという感じで、全体的に非常によく練られた脚本であると申せましょう。
ただまあ、観ている自分が歳食っている所為か、割と物語のパターンとして、謎が推理できてしまう。
実は予備知識がほとんど無いまま観たのですが、〈ラプラスの箱〉の中身が何であるのか、ほぼ推理できてしまいました。
うん。結構、自信あるよ。
さて、第二話ではあのモビルスーツが登場するのが楽しみです。
あの真紅のモビルスーツ。
カッコいいのに。滅茶苦茶カッコいいのに。
……なんで〈シナンジュ〉なんて名前なんだよう(泣)。レモか!
でも公開は今年の秋頃……。遅い!
● 余談
遅いと云えば、『ガンダム00』の劇場版予告編も流されました。
こっちも2010年10月公開。うがあッ。
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