2009年8月16日日曜日

G.I.ジョー

(G.I.Joe The Rise of COBRA)

今年一番のトンデモ映画でした!

日本語吹替版を観ました。『トランスフォーマー』もそうでしたが、特に過去のアニメへの特別な配慮はありませんでしたねー。
心のどこかでは、コブラ・コマンダーに公家言葉で喋って欲しかったのでおじゃりますが……。

まぁ、イ・ビョンホンやデニス・クエイドが「コ~ブラァ」とか「ゴー、GIジョー!」なんて云うはず無いですもんね。イ・ビョンホンはコマンダー役ではないが。

日本のアニメの影響をバリバリに受けているのは当然として、特撮世代の血が騒ぐ演出にはわくわくします。やはり敵味方共にちゃんと秘密基地を有しているのがいい。
「一見、何も無さそうなところ」に巨大な入り口が開いて、スーパーメカが発進していく場面は燃える。まあ、発進シーンにもう少し凝っても良かったかなと思うのは、特撮ファンの欲目ですかね(笑)。

キャラの人間関係もちゃんと説明されていて、随所に回想シーンが挿入される演出も判りやすかったです。
ストームシャドーの回想には笑いましたけどね。

そんな日本があるかーッ、と云うのは洋画ではよくあることですし。あえてあそこはツッコミ待ちなのでは、とさえ思えます(笑)。
あからさまに日本でない風景を映しておきながら、堂々と「東京」とテロップ出されたら、もう「キターッ」てなもんですよ。わざとやってる?

さて、私が『GIジョー』をして今年一番のトンデモ映画と云うのは、クライマックスの場面です。
敵の海底基地が自爆する場面ね。

お約束の中のお約束。
正義の味方が敵の秘密基地に突入して大混戦。敵の首領が基地を脱出した後、残された手下もろともに秘密基地を自爆させなくてどうする。
でも問題はその方法である。

北極海の氷山の下に偽装された海底基地で……。
自爆に際して、あろうことか頭上の氷山を爆破する。
デニス・クエイドが真顔で叫ぶ。
「総員脱出せよ! 氷山が落ちてくるぞ!」

そんな馬鹿な。

だがその通りでした。「巨大な白い岩塊のようなもの」がガラガラと落下してきて、海底基地を押しつぶしていくという、物凄い場面を私は見た。
氷が沈む。
もう目が点になりました。

これはもう昨年の『紀元前一万年』で「北極星を目指してエジプトに辿り着く」というトンデモを超えた。
実にシンプル、かつ生活に密着した物理現象を完全に否定するという素晴らしいトンデモでした。
素晴らしいぞスティーブン・ソマーズ監督(笑)。

劇場内で誰も吹き出したりしなかったのが不思議なくらいです。
観ていて納得しちゃったのか?
まぁ、疑念を抱く暇もないスペクタクルな場面でしたからね。

バリバリに続編あります的なラストもいい。
是非、『GIジョー2』では第一作を超えるトンデモを用意していただきたい。


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