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2009年5月9日土曜日

超・仮面ライダー電王&ディケイド

NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦

これは「仮面ライダー電王」の映画ではありません。
もちろん「仮面ライダーディケイド」の映画でもない。
主役はモモタロスらのイマジンであると云っても過言ではない。そして主役ライダーは電王である野上良太郎ではなく、孫の世代の野上幸太郎。既にして良太郎役だった佐藤健の出演はない。
ああ、とうとう佐藤健も仮面ライダーを卒業してしまったのか。

クレジットのトップも幸太郎役の桜田通。これはひょっとして来年の仮面ライダーへの布石なのだろうか。

しかしさすがは平成ライダーの中では一番の人気を誇るシリーズですなあ。劇場版化の本数も断トツに多い。
脚本に論理的整合性はないが。
まぁ、お祭り映画に野暮なツッコミは無しというのがお約束とは云え、ディケイドの扱いには笑ってしまいました。

まさに「通りすがりの仮面ライダー」である。

只でさえディケイドやディエンドは何人ものライダーになる上、電王も様々なフォームを駆使して戦うので、敵の大将がイライラして「コロコロ格好を変えるなッ」と云いたくなる気持ちも判る。
とりあえず電王の〈てんこ盛り〉から、更にその上を行く〈メガ盛り〉まで出してきたのには感心しました。
でもファン・サービスもやり過ぎると、何が何だか判らなくなりますが(笑)。

まぁ、ムスメは喜んでいたので、それでも良しとするか。

「パパ。私、感動したわ」

もしもし? 「感動」の言葉の意味、ちゃんと理解してますか?



●余談
この映画はエンド・タイトル後に次回作の予告編が流れます。

今夏のライダー映画は『劇場版 仮面ライダーディケイド/オール・ライダーvs大ショッカー』ですと。
九つの平成ライダー世界を巡るだけでは飽きたらず、昭和ライダーの世界にも殴り込むつもりかディケイド。

ずらりと並んだ1号、2号、V3……スーパー1、ゼクロス、ブラックまでも。これと平成ライダー達を全部合わせると、一体何人になるのだ。
キャラの描き分けなど不可能であろう。

藤岡弘くらいは出演させてもらいたいものだが……。

大体、オダギリジョーとか、水嶋ヒロなんかは既に経歴から「仮面ライダー」を外そうとしているのが伺えて潔くない。
藤岡弘を見習え!


ああ、でも大ショッカーの首領の声は納谷悟郎ではないのだろうか。
納谷悟郎に昔の声はもはや期待できないと思うのですが……。


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